法隆寺五重塔の耐震構造はスゴイ [奈良県]
日本が誇る世界遺産「法隆寺五重塔」。
言わずと知れた、
1200年前に作られた現存する世界最古の木造建築物である。
中国から伝わった建築技術を応用し、これまた日本式に改良を加えて現在にまで残っている。
この最古の木造建築である「五重塔」だが、
地震大国である日本において現在まで残っているのは、ただ単に保護されてきただけでは無い。
なんとマグニチュード7.2の直下型地震にも倒れることないという実験結果もある。
7.2というと阪神大震災級である。
なんと世界最古にして、現代にも通用する木造の耐震構造である。
1本の大きな支柱とそれに組み合わさった柱が、
まるで蛇のようにしなり、衝撃を分散させるそうだ。
そもそも木造というのは腐って弱くなると言う理由で、
西洋ではあまり好まれない材質だ。
たしかに、出来上がった建築物は
効率良く利用できる空間を生産すると言う訳ではないので、
狭い敷地を効率良く、できるだけ広く使えるようにするという
現代の建築ニーズにはこたえられないだろう。
しかし、耐震構造という面では現代のアスファルトビルよりも性能が高いらしい。
こういった側面で五重塔を観光すると、また趣が違ってくるのではないだろうか?
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もしくは古都巡りの旅として、結婚記念や
両親の銀婚式のお祝にプレゼントするのも喜ばれるだろう。
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