いよかんとハッサク [マメ知識]
愛媛といえば、甘くておいしい「いよかん」だが、これはオレンジとみかんの交配でできている。
ミカンの雄しべとオレンジの花粉とが交わってできた訳だが、
元々の発祥は山口県の長門の穴門ミカンである。
穴門ミカンは夏ミカンの産地である長門では、あまり受け入れられなかったのか
瀬戸内海を越えて、愛媛県の道後へと移植された。
温暖な気候も合って、独自の風味を備えた道後ミカンは
「いよかん」をブランドとして確立した訳である。
道後温泉にはいよかんソフトクリームなんて名物もある位だから、
ぜひ食してみたいものだ。
ちなみに「ハッサク」はというと、日本産のオレンジを指す。
名前の由来は、広島県の因島にある恵日山浄土寺にミカンの様な老樹があり、
なぜか8月1日(八朔・はっさく)から実が成り、
ことのほか美味であったことから、名付けられた。
瀬戸内海を挟んで、このような似た種でありながら
味も成り立ちも違う果物が盛んであることは興味深い。
ビタミンCをたっぷりと補給してあげてはいかかだろうか?
ちなみに、地方の特産物などは実はヤフオクで落札すると、
かなりお安く買えることがある。
旅券や旅アイテムと共に
ヤフオクの利用はトラベラーには価値があるので、是非ともおススメしたい。
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